第1章 朝の目覚めの介助 | 鹿児島老人ホーム・介護施設紹介センター

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第1章 朝の目覚めの介助

鹿児島老人ホーム・介護施設紹介センター事務員の「岩下」です。

介護しながら、生活していくなかで誰にも聞けない素朴な疑問ってありますよね!
今回は、そんな素朴な疑問についていくつかご紹介したいと思います。

■QuestionⅠ
「朝の目覚めとベッド周囲の環境で気をつけることは何ですか?」
・Answer①
 ベッドを使用する人もいれば、布団を使用している人などさまざまです。いずれにしても、起き上がるときの動作が楽にできるように、家具などを配置していたりするケースが多いようです。家具は立ち上がりなどの動作をする際に寄りかかったり、つかまるなど、動作が容易にできる補助用具になります。補助用具は安定したものを選びましょう。
・Answer②
 立ったり座ったりの動作が面倒になり、布団やベッドの上部、周囲など手を伸ばせば届く位置に日用品を置いていたり、床に新聞やスーパーの袋、タオル、洋服などが散らかっていたりします。このような場合、うっかり踏んで転倒したり、落ちた物を拾おうとしてベッドから落ちたりなど、起床時や動作時の弊害になってしまいます。安全を考えた用具の配置や周囲の整理整頓が必要です。

■QuestionⅡ
「片まひのある人の目覚めで気をつけることは何ですか?」
・Answer①
 まひ側は健側と比較すると循環が悪いので、起床してすぐには動きにくいことがあります。まひ側を擦ったり、マッサージなどをした後に動かすようにします。左半側空間無視は本人から見て左半分に存在する空間が見えているのに脳が認めることができない症状を言います。
日常動作ができるかどうかだけではなく、いろいろな障害を考慮した介護が大切です。
・Answer②
 起床時に動きがスムーズにできないのは、まひのある人だけではありません。高齢になると、同じ姿勢が長く続くと関節が動きにくくなり、起き上がりや立ったり座ったりのときに痛みを感じたり、動作がスムーズにできないことがあります。
膝や足首の関節を擦ってあげることで、痛みが和らぎ動きやすくなります。

■QuestionⅢ
「睡眠薬を服用している人に気をつけることは何ですか?」
・Answer①
 ぐっすり眠れると目覚めもすっきりし、一日を快適に過ごすことができます。反対に睡眠不足になると、疲労感を感じたり、集中力がなくなったりします。生活のなかで睡眠はとても大切です。しかし、高齢者の25~40%の人が睡眠障害を訴えると言われています。
 高齢者になると、睡眠と覚醒のリズムが変わり、一日24時間の間に短い睡眠を何回かとる「多相性睡眠」になります。「多相性睡眠」になると日中の覚醒レベルが低下するために居眠りや昼寝が増加し、夜間にまとまった睡眠がとりにくくなってきます。そのため、夜になると睡眠薬を使用するケースが増えてくるのです。

・Answer②
 薬は主に小腸から吸収されますが、高齢になると、胃酸の分泌量が低下し、腸の血流や栄養の吸収能力も低下します。薬の吸収の速度も低下し、薬が効くまでに時間がかかります。そのため、睡眠薬を服用している場合、起床時は確実に覚醒していることを確認しないと、移動や食事介助の際に、転倒や誤嚥の危険性があります。起床時にはしっかり声をかけ、覚醒していることを確認してから、次の援助をしましょう。

いかがでしたでしょうか?
次回は食事の介助の素朴な疑問についてご紹介したいと思います。

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