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朝食は大切です
鹿児島老人ホーム・介護施設紹介センター 2023 5月
朝ごはんを食べると、こんないいことがありますよ。
①集中力アップ
脳は就寝中も働きつづけ、朝起きた時には脳のエネルギー源であるブドウ糖は欠乏状態になるそうです。朝ごはんで脳にしっかりと栄養を補給することで、集中力がアップするそうです。
②体温を上昇
朝食を食べると、胃や腸などの消化管が動き始めます。それによって熱がつくられ、就寝中に低くなっていた体温が上昇。体全体が活動モードに切り替わります。寝覚めの時はぼーつとしていても朝食後はシャッキとなるのはこれが原因でしょうね。
③お通じ改善
胃に食べ物が入ると、その刺激が腸に伝わり、腸の活動が促され、排便につながります。これを「胃腸反射」といい、特に朝ごはんを食べた後に強く現れるそうです。
④肥満を防止
朝食を抜くと、お腹がすいて昼食を食べ過ぎてしまいがち。また、体はようやく体内に入ってきたブドウ糖を脂肪にかえて蓄えようとするそうです。これが続くと肥満を招きます。なるほど、規則正しい食事も肥満予防になるのですね。
⑤睡眠の質改善
朝食により体内時計がリセットされ、夜自然と眠くなります。朝、卵や乳製品などに多く含まれるトリプトファンをとれば、睡眠ホルモンのメラトニンが増え、眠りがうながされるそうです。これは朗報です、最近寝付けない方も多いとききます、是非朝食をしっかりとって頂きたいと思います。
朝の健康習慣をはじめてみませんか?
その日1日気持ちよく過ごせるかどうかのカギは”朝”にあり、といっても過言ではないそうです。朝の健康習慣で健やかな毎日を手に入れましょう。
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鹿児島老人ホーム・介護施設紹介センター
フリーダイヤル:0120-947-896
高齢者施設 高リスク警戒今も
鹿児島老人ホーム・介護施設紹介センター 2023 4月
南日本新聞に興味ある記事が掲載されました。
かごしまコロナ揺れた3年
気づかない間に広がった新型コロナウィルス感染は、「ついのすみか」の穏やかな生活を一変させた。鹿児島県内が流行「第8波」に見舞われた1月。70人が入所する特別養護老人ホーム「A」では利用者15人が感染し、介護主任のBさんは慣れない防護服で介護をしていた。
ホームの看護師と連携し酸素濃度や体温をこまめに測り、入所者には極力部屋から出ないようにお願いした。職員の感染も相次ぐ中、提供するサービスや人繰りを調整した。介護は密着が避けられず、感染リスクをゼロにするのは難しい。自宅には戻らず、ホテルに寝泊まりする日が続いた。
入所者の1人は体力が衰え、徐々に食事が取れなくなり息を引き取った。呼吸が荒くなっても感染のため満足に寄り添えず、亡くなった後に体を拭くこともできなかった。「これがコロナの怖さなのかと精神的なショックは大きかった」
この3年、「自分達が感染を持ち込んではいけない」と神経をとがらせてきた。買物は混雑する時間帯を避け、飲み会や旅行は行っていない。職場でも職員同士の接触を減らすため、出入り口や動線を分けている。休憩室を同時に利用できるのは2人迄。昼食は今も自分の車の中で済ませる職員が多い。
政府は5月8日、新型コロナの感染症法上の位置付けを「5類」へ引き下げる。「命を預かっている以上警戒は緩められない」。介護現場と社会とのコロナに対する危機意識の差は広がるのではないかとと不安がある。「施設はあくまで生活の場。できることは限られている」。重症化リスクの高い人を確実に医療へつなぐ仕組みがほしいと望む。
県内の高齢者施設は、流行の波が来るたびに集団感染が頻発し、死者急増につながった。オミクロン株が主流になった昨年以降は医療逼迫で施設内での療養が基本となり、今年2月末までに141人が福祉施設で療養中になくなった。多くの施設は今も窓越しなどに面会を制限している。
「高齢者の重症化リスクはもちろん高い。でも家族と自由に会えないことを「コロナ下だから仕方ない」で終わらせていいのか」。ある施設では感染を防ぐ苦渋の措置とはいえ、ずっと葛藤を抱えてきたという。
昨年」集団感染も経験し、対応できるノウハウはある」と県内の2施設と同時に面会制限を緩和した。3人までなら入所者の個室で自由に会うことができ、外出や外泊も再開した。入所者40人の平均年齢は約90歳。感染を恐れ、不安視する家族には面会の意義を丁寧に説いた。
施設内で大規模な感染が起きない限り、再び制限をかけるつもりはない。会いにきた家族の顔を見ると目にぱっと光がともる入所者もいる。「心許せる人と触れ合える時間は人生に欠かせないもの。その人の生きる力となる」と改めて感じている。
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老人ホームの24時間
鹿児島老人ホーム・介護施設紹介センター 2023 3月
今回も専門家の記事を参考にさせていただきました。宜しくお願いいたします。
食事の際に注意を払う「禁食」
日勤帯のメインイベントは、12時頃から始まる昼食です。昼食は朝食よりも品数が多いため、配膳などの手間が多少かかります。例えば、ラーメンやうどんなどの麺類が出ることもあります。温かい麺類は伸びないように手早く配膳しなければはなりません。
品数が増えると、同時に「禁食数」も増えていきます。禁食というのは、各入居者がアレルギーなどの理由で口にすることができない食べ物です。間違って提供すると一大事になるため、非常に気をつかいます。例えば、サバがダメな人は「サバ禁」という情報を職員と給食業者で共有しておき、サバの味噌煮が出る日は、サバ以外の代替品を提供しなければなりません。
15時からは、リビングなどでまたレクレーションが始まります。そしてこの間も、順次入浴は続いています。。なお、特別養護老人ホームや介護付き有料老人ホームでは、介護保険法上、入浴が週2回以上と決められています。入居者が嫌がる場合でも、ホーム側は最低、週2回は入浴させ、保険者に対して報告しなければなりません。
18時からは夕食が始まります。夕食も昼食ぐらいの品数がでてきます。早番の勤務者は16時に退勤しますが、ホームによっては「遅番」が13時頃から出勤して、夕食の準備から就寝の準備までの工程を担当します。介護で手間がかかるのは「食事」と「入浴」ですので、日勤帯で入浴介助を行いながら、朝食、夕食の準備のために早番や遅番を入れて人手を確保しているというわけです。また、病院への受診同行や買い物同行など、外出関係の業務にも人手が要ります。こうした外出関係の業務にきちんと対応してくれるホームは、職員が比較的手厚く配置されていると判断できます。
夕食が終わると、入居者は部屋でのんびり過ごします。そして順次、着替えや洗面など就寝に向けた準備である「ナイトケア」が始まります。ナイトケアは22時頃までには終わり、遅番は帰宅。その後の夜勤者が1人ずつ、休憩に入りながら常時2人体制(3人勤務の場合)で、緊急事態に備えます。ホームによっては夜勤者の役割は様々ですが、基本的に1~2時間に1回、各居室を巡回して利用者の体調に変化がないか、呼吸状態に問題がないかを確認します。最近はこの夜間巡回を、「見守りセンサー」なるIT機器で行っている施設もあります。
このほか、夜勤者は必要に応じて寝返りの介助や排泄介助、認知症で徘徊する入居者への対応などを行います。看護師が夜間も常駐しているホームでは必要な人に対して定期的にたん吸引などの医療処置を行っています。
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介護離職はなぜ減らないのでしょう
鹿児島老人ホーム・介護施設紹介センター 1月度
今回は新聞の記事を参考に記載いたしました。
親などの介護を理由に、仕事を止めざるを得ない人がいるって聞きました。
仕事と介護との両立が難しく、仕事をやめてしまうことを「介護離職」といいます。人口減少で働き手の確保が難しくなっている中、職場へのダメージになるだけでなく、年金や医療などの社会保障費の支え手不足にもつながります。労働確保のため、政府は介護離職ゼロを目指していますが、うまくいっていません。2015年、当時の安倍晋三首相は、「1億総活躍社会」の実現を目指した対策の中で、介護離職ゼロを20年代初頭までに実現するとの目標を掲げました。今の岸田政権も引き継いでいますが、実現できていません。
どれぐらいの人が離職しているのでしょうか
厚生労働省によると、介護や看護を理由に離職した人は約9.5万人(21年調査)で、横ばい状態です。男女とも55~59歳が多く、ベテランや管理職世代が直面しています。
なぜ減らないのでしょうか
介護サービスや施設などの不足が原因とみられます。政府は介護の受け皿について「20年代初頭までに50万人分増やす」との目標を掲げましたが、これも達成できていません。
受け皿の整備が進めば解決するのでしょうか
国は介護休業制度の利用など、仕事と介護が両立できる働き方の普及を進めていますが、浸透していない職場もあるようです。
職場や同僚の理解も大事なんですね
2年後には、第1次ベビーブーム(1947~49年)に生まれた団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となる「2025年問題」が控えています。介護離職ゼロを「看板倒れ」に終わらせないよう、粘り強く取り組む必要があります。
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