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「ろうけん=介護老人保健施設」ってどんな所?
鹿児島老人ホーム・介護施設紹介センター 事務員の岩下です。
「ろうけん=介護老人保健施設」は、介護を必要とする高齢者の自立を支援し、家庭への復帰を目指すために、医師による医学的管理の下、看護・介護といったケアはもとより、作業療法士や理学療法士等によるリハビリテーション、また、栄養管理・食事・入浴などの日常サービスまで併せて提供する施設です。利用者ひとりひとりの状態や目標に合わせたケアサービスを、医師をはじめとする専門スタッフが行い、夜間でも安心できる体制を整えています。
介護老人保健施設をご利用いただける方は、介護保険法による被保険者で要介護認定を受けた方のうち、病状が安定していて入院治療の必要がない要介護度1~5の方で、リハビリテーションを必要とされる方です。
介護老人保健施設は、常に利用者主体の質の高い介護サービスの提供を心がけ、地域に開かれた施設として、利用者のニーズにきめ細かく応える施設です。介護予防を含めた教育・啓発活動など幅広い活動を通じ、在宅ケア支援の拠点となる事を目指して、ご利用者・ご家族の皆様が、快適に自分らしい日常生活を送れるよう支援をしています。
在宅復帰を目標としており、一定期間(3ヶ月~6ヶ月)で退去することが前提となります。そのため終身利用は望めなく紹介センターにも「現在、ろうけんに入所しているが、退所しないといけないので」と退所後、自宅に戻るには不安で施設を探したい。とご相談に来られる方がいらっしゃいます。在宅復帰を目指しながらろうけんに入所はするが、実際問題ろうけんを退去されて、その後自宅での生活が厳しかったり、周りのご家族も心配で施設を探したいとゆうご相談がございます。
終身に渡ってサポートを受けられないのが老健の特徴です。
鹿児島市の老人ホーム・高齢者住宅をお探しの方は遠慮なくお問い合わせ下さい。
鹿児島老人ホーム・介護施設紹介センター
フリーダイヤル:0120-947-896
「高齢化の要因」
鹿児島老人ホーム・介護施設紹介センター 事務員の岩下です。
◆日本の高齢化の要因は、大きく分けて2つ
・平均寿命の高齢化
医学の進歩と栄養状態の改善により、日本人の平均寿命は大きく伸びました。内閣府のデータによると、1950年(昭和25年)には男性が58歳、女性が61.5歳だった平均寿命は、1990年(平成元年)に入ると男性が約81歳、女性が87歳と、男女ともに80歳を超えるまでになりました。
・少子化による出生率の減少
平均寿命の高齢化にあわせて、少子化による出生率の低下も高齢化の一因と考ええられています。内閣府の調査によれば、1949年(昭和24年)の第一次ベビーブーム時には年間260万人を超えた出生率が、1973年(昭和4(8年)の第二次ベビーブームには約210万人となりました。そこから毎年出生率は低下の一途をたどり、1989年(平成元年)には150万人を切りました。2014年(平成26年)には過去最低の出生率で約100万人となり、ピーク時の半分以下となっています。
◆今後の日本の高齢化はどう進む?
今後も日本の高齢化は進むと予想されています。このまま高齢化が進んだと過程すると次のような状況に陥ることが考えられます。
・平均寿命の変化と出生率の低下
1950年(昭和25年)に比べて25年近く延びている日本人の平均寿命ですが、今後もさらに伸び続け、2065年には女性が91歳、男性が85歳前後になると予測されています。さらにもうひとつの高齢化の要因である出生率ですが、こちらも低下の一途とたどり2020年には100万人を切り、2065年には56万人にまで減少すると予測されています。
◆人口は2065年には9,000人を割るとも
少子化で子供が生まれないことによって、当然人口も減少します。すでに日本人の人口は減少に転じていますが、今後さらに加速することが考えられます。2016年(平成28年)には1億2693人だった日本の総人口ですが、2030年には1億2000万人を割り込み、2055年には1億人を切るだろうと予測されています。
◆1人の高齢者を1.3人で支える時代に
1950年(昭和25年)には、65歳以上はともかく、75歳以上の高齢者の数は非常に少ないものでした。総人口に占める高齢者の割合は少なく、高齢者1人を約12人で支える計算でした。それが2015年(平成27年)には、高齢者一人を約2.3人で支える計算となり、生産人口にあたる1人の負担は大きなものになりました。さらに2065年には高齢者1人を1.3人で支える時代が到来するだろうと予測されています。
深刻化する日本の高齢化問題。内閣府が出している統計や予測も深刻化を裏付けるデータとなっています。
鹿児島県の高齢化率は、平成29年:30.8%、全国で27.7%。全国よりも3.1%、高いです。
人ごとではなく自分のこととして考えなければならない問題となっていますね。
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「介護保険負担割合・3割負担スタート」
鹿児島老人ホーム・介護施設紹介センター 事務員の岩下です。
介護保険のサービスを利用する時に負担する金額は、利用者個人の「利用者負担の割合」で決められます。平成30年7月利用分までの利用者負担の割合は原則1割又は2割(一定以上の所得のある方)でしたが、平成30年8月利用分から、65歳以上の方で、国の定める現役並みの所得のある方については、3割負担になります。
◆3割負担
1、本人の合計所得金額が220万円以上
2、同一世帯の65歳以上の方(本人含む)の「年金収入+その他の合計所得金額」の合計が、単身世帯の場合で340万以上、2人以上の世帯の場合で463万円以上(この金額未満の場合、2割又は1割)
※1と2の両方にあてはまる方。
◆2割負担
1、本人の合計所得金額が160万円以上220万円未満
2、同一世帯の65歳以上の方(本人含む)の「年金収入+その他の合計所得金額」の合計が、単身世帯の場合で280万円以上、2人以上の世帯の場合で346万円以上(この金額未満の場合、1割)
※1と2の両方にあてはまる方。
◆1割負担、上記の2割・3割の以外の場合
◎「合計所得金額」とは、収入から公的年金等控除や給与所得控除、必要経費を控除した後で、基礎控除や人的控除をする前の所得金額のことです。土地・建物の譲渡所得がある場合には、地方税法に規定される合計所得金額から租税特別措置法に規定される長期譲渡所得又は短期譲渡所得に掛かる特別控除額を控除した金額を用います。
◎「その他の合計所得金額」とは、合計所得金額から、年金の雑所得を除いた所得金額のことです。
◎「世帯」とは、住民基本台帳上の世帯を指します。
サービス利用の有無に関わらず、平成30年8月1日以降の要支援・要介護認定の有効期間がある方、事業対象者の方に交付されてるかと思いますので、手元に届いている方は確認しましょう。
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「熱中症」
鹿児島老人ホーム・介護施設紹介センター 事務員の岩下です。
もうすぐ、鹿児島も梅雨明けするのではないでしょうか。
熱中症の起こりやすい時期ですが、例年、梅雨入り前の5月頃から報告がみられ、梅雨明けの7月中旬から8月上旬に多発する傾向があります。なかでも、急に気温が上がった場合や梅雨明けしたばかりの身体が暑さに慣れていない時や高温・多湿・日差しが強い時などに起こりやすいといわれています。最近では、地球温暖化の影響等もあり、室内での日常生活中においても発生しています。
◆気温が高い,湿度が高い
◆風が弱い,日差しが強い
◆照り返しが強い,輻射熱(放射によって伝わる熱)が強い
◆急に暑くなった
このような時は、注意が必要です。
初期症状(重症度1度):頭痛、めまい、吐き気、足がつる(こむらがえり)、大量の発汗などがあります。
重症度2度:頭痛、気分の不快、吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感(体がぐったりする、力が入らないなどがある)などがあります。
重症度3度:意識障害、痙攣、手足の運動障害(呼びかけや刺激への反応がおかしい、体がガクガクとひきつけがある、真っ直ぐ歩けない・走れない)、高体温(体に触ると熱い)などがあります。
症状があれば、すぐに涼しい場所へ移り、体を冷やすこと・水分を与えることが必要です。
「高齢者はどうして熱中症になりやすいのか?」
1、体内の水分不足
体の中の水分量も若者と比べると低いため、脱水状態に陥りやすくなっています。また、体の老廃物を排出する際に、たくさんの尿を必要とします。
2、暑さに対する調整機能の低下
高齢者は体温調節機能が低下しているため、体に熱がたまりやすくなります。暑い時には、若年者よりも循環系への負担が大きくなります。
3、暑さを感じにくい
暑さやのどの渇きを感じにくくなるなど、体が出しているSOS信号に気づきにくくなっています。
4、頑固・無理をする
「周りに迷惑を掛けたくない」「体が冷えるのが嫌」「夏は暑いもんだ。多少は我慢」など、ついつい無理をしたり、自分の生活スタイルを変えないことがあります。しかし、体が加齢で変化しているように、真夏日や熱帯夜の増加など、以前より夏は暑くなっています。今までと同じ夏の過ごし方では、対処しきれないことを理解する必要があります。
高齢者の方は温度に対する感覚が弱くなるため、室内でも熱中症にかかりやすいといわれています。 ご本人および周囲の方は声掛けなどして注意しましょう。
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