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施設見学で見るべきポイント
鹿児島老人ホーム・介護施設紹介センターです
施設見学では「職員の数を数える」
時間のない人が効率的にホームを評価できるのが、施設見学です。「親に合う介護流儀のホームを探す」ためには、どこに留意して見学すべきなのでしょうか。まず、見学する時間帯は「昼食時間」、つまり12時~13時ぐらいがお勧めです。理由はホームの職員が忙しい時間帯だからです。忙しい時間帯の方が職員の介護流儀が良く分かります。食事の風景をじっくり観察するために。「試食」をお願いしてもいいでしょう。
見学のポイントは多岐にわたります。(下表)。これまで述べてきたように、職員の入居者に対する向き合い方や自立支援の考え方、集団ケアか個別ケアか、生活の自由度など、スペックだけでは見えてこないホームの特徴の中で、気になった部分を観察してください。
見学をする際は「職員の数を数える」のがお勧めです。介護職の配置数などは、後で聞けば分かることなので、数自体は重要ではありません。見学時は、どうしても営業担当者などに付き添われて施設の様々な場所を歩かされ、「浴槽はこうです」「室内はこうです」などと設備を見せられます。ホームの質を決めるのは設備ではありません。職員です。営業担当の話を聞きながら、近くの職員の数を数えたりして「ここには3人いらっしゃるのですね」と職員の話題を振ることが大事なのです。そうすれば、おのずと「今は忙しい時間帯なので小走りになっています」とか「彼女はいろんな入居者から慕われています。理由は・・・・」など、職員の話をしてくれるはずです。とにかく、職員の話を振ることで、介護への向き合い方を聞くのです。
施設見学のポイント
職員の様子 ・入居者への会話の仕方、介護の雰囲気 ・「自立支援」の方針(入居者ができることをどこまで本人にさせようとしているか) ・職員が忙しくしているときの表情(余裕がなさそうか) ・どんな職員がいるか(職員の数を数えて話題を振ることで、エピソードを聞く) ・ホーム長は何をしているか ・給食業者、看護師、施設内のケアマネジャーなど、他の職種の人は何をしているか
入居者の様子 ・表情はキラキラしているか ・職員に話しかけているか、入居者同士で会話があるか ・入居者の身体状況(親と同じぐらいの介護度か) ・長時間放置されている入居者はいないか
ホームの様子 ・全体的な雰囲気はどうか(明るさ、臭いなども含めて) ・食事はカスタマイズできそうか ・地域から知られている存在か
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鹿児島老人ホーム・介護施設紹介センター
フリーダイヤル 0120―947―896
体験入居でみるべきポイント
鹿児島老人ホーム・介護施設紹介センターです。
体験入居は「お客さん扱い」の分を差し引く
入居までの期間に余裕がある人の場合、入居相談をすると、ホーム長や営業担当者から体験入居を勧められることがあります。体験入居とは1日から1週間ほど、実際にホームに入居し、ホームの雰囲気を確認するというプランです。費用はホームによってまちまちですが、多くのホームでは「実費の負担」をお願いされます。
体験入居のメリットを挙げるとすれば、ホームの雰囲気(特に夜間)を感じられることや、他の入居者と話をすることができるという点でしょう。老人ホームを探す子世代の立場で考えれば、親御さんに「その気にさせる」という効果もあると思います。逆に、せっかく良い施設だと思っても、体験入居中にたまたま隣に座った入居者が認知症で話が通じなかったりして、「あんなところに入りたくない」などと言い出す方もたくさんいるのですが・・・・。
注意点もあります。体験入居をしている間、そり人は「お客さん」として特別な待遇を受ける可能性が高いということです。体験入居中はその旨がホームの全職員に知らされます。「もし体験入居した人が入居に至らなかったら、それは現場の責任」と公言する営業担当者もいるぐらいで、現場サイドは必至で体験入居者を接待します。「いつもは3回ナースコールを鳴らさないと来てくれなくても、1回鳴らせば来てくれる」といった手厚い待遇です。つまり、体験入居中の介護職のかいがいしい対応は、うのみにしない方がいいのです。
なお、介護付き有料老人ホームや特別養護老人ホームでは、介護保険のショートステイ(短期宿泊)を受け付けているところがあります。ショートステイでは、体験入居ほどお客さん扱いをされないので、体験入居の代わりに利用すればホームの実態を知ることができます。受付枠は施設によって異なりますので、担当ケアマネジャーさんに聞いてみてください。
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ご相談者様の事例集
鹿児島老人ホーム介護施設紹介センターです
最近の弊社へのご相談者様の入居事例です
ご入居までの流れ
①弊社へのご相談
②条件の確認をさせて頂きます。 ご予算、希望地区、ご本人様のADL、その他詳細
③条件に合った施設をご提案させて頂きます。
④提案施設のご見学(気に入られたら仮申し込み)
⑤ご見学された施設からのご本人様の状態確認
⑥施設側の受入れ可能か、不可能かの連絡待ち
⑦受け入れ可能であれば施設と入居のご契約
⑧ご入居
※ご相談からご入居迄すべて無料で対応させて頂いております。
事例1 A様 86才 要介護1 住宅型有料老人ホームへご入居
以前に娘様からご相談をいただき施設の見学をしましたが、その時はご本人様に入居の意志がなく施設入居は中止となりました。しかし、4ヶ月後ぐらいからご本人様の認知症の症状が進み再度のご相談をいただきました。今回はご本人様の意志でなく娘様の意志で施設入居を進めていきましたので入居迄スムーズにいきご本人様も落ち着いて、ご家族様も大変喜んでおられます。
事例2 B様 71才 要介護4 住宅型有料老人ホームへご入居
以前、ご相談頂きサービス付き高齢者向け住宅に入居できて大変喜んで頂いてましたが、急にお金が準備できなくなり今入居している施設の費用が高いので安い施設がないかとご相談がありました。早々に安い施設をご紹介して入居が決まり現在はご本人様、ご家族様ともに安心して過ごしていただいております。
事例3 C様 80才 要介護3 特別養護老人ホームへご入居
グループホームに入居されていましたが年金も少なく、予算の関係で安い施設へのご相談でした。グループホームより安い施設はあまりないのですが特別養護老人ホームを少し待っていただいて、なんとか入居して頂くことができました。なかなか入居できない特別養護老人ホームに入居できて大変喜んでいただいています。
事例4 D様 88才 要介護1 サービス付き高齢者向け住宅へご入居
ご本人様は自由な生活を希望されていましたが、遠方に在住のご家族は最低限の見守りがないと危険だと思っていらっしゃいました。限られた狭い範囲内での施設探しでしたがご本人様にとってはある程度の外出ができ、ご家族様にとっても見守りのある施設が見つかり大変喜んでいただきました。
事例5 E様 70才 自立 経費老人ホームケアハウスへご入居
長男様からのご相談でしたが、ご本人様は今は元気だけど介護度があがった時のことを心配されていましたので、同じ社会福祉法人にグループホームも特別養護老人ホームもあるケアハウスを提案させていただきました。元気な時はある程度自由なケアハウスで生活されて、その後に介護が必要になれば転居できるということで大変喜んでいただき、ご本人様も、息子様も安心して紹介させていただいたケアハウスへ入居されました。
事例6 F様 85才 要介護2 住宅型有料老人ホームへご入居
最初は奥様のみの入居ということでご相談があったのですが、見学の時にご主人もご一緒に入居希望ということで本来なら要介護の方だけの入居条件の施設でしたがご夫婦ということで要支援のご主人も一緒に入居できるようにしていただけました。ご主人も奥様も大変喜んでいただき、安心してご入居されていらっしゃいます。
事例7 G様 83才 要介護2 住宅型有料老人ホームへご入居
要支援という比較的軽めの介護度でしたが、実際は認知症もあり移動も歩行器を利用されていましたので、対象施設の入居条件と合わせてご家族に説明した際にご家族もなかなか納得していただけなかったことと、申し込みをされた施設からも受け入れが厳しいと返事をいただくことも多く難航しました。しかし、介護度の区分変更をして要支援から要介護になられたことで話が進み無事にご入居されることができて大変喜んでいただきました。
事例8 H様 86才 要介護2 グループホームへご入居
独居で生活されていましたが圧迫骨折で病院へ入院になり、認知症もあるため自宅へ戻ることは困難な状態だということと、病院の退院の期限もあり予算もかぎられていたため、ご家庭で施設を探しきれずにご相談がありました。希望地域を教えて頂き施設へのご家族の移動時間も加味してご提案したところ気軽に行けて予算もちょうど良いとのことで大変喜んで頂き、早々に入居されました。
事例9 I様 84才 要介護2 住宅型有料老人ホームへご入居
生活保護を受けておられたので入居可能な施設が限られていましたが、ご家族の希望はご家族のご自宅から近い施設でしたので、近くの施設に問い合わせを行い見学迄すすみました。その施設は見学者も多かったのですが交渉させていただき、施設側もご家族が大変だからと応じてくださいました。ご家族はご自宅が近くいのですぐに会いにいけると大変喜んでいただきました。
事例10 J様 71才 要介護2 住宅型有料老人ホームへご入居
お一人暮らしで生活にも不安があり病院、地域包括センター、保険レディーなど色々なところにSOSをだされていました。ですがデイサービスやヘルパー利用、施設入居に抵抗があられましたので、ご本人の意志を考えながらご本人にとって一番良いかたちを模索しながら面談を重ね、時間はかかりましたがご本人の気持ちを聞けるまでになり、ご本人の急な入居希望にも対応できました。心配されていた周りの方々にも大変良かったというお言葉をいただきました。
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介護保険制度の基本精神
鹿児島老人ホーム・介護施設紹介センターです。
今回も専門家の記事を参考にさせていただきました。
皆さんは介護保険制度の基本的な精神・思想をご存じだと思いますが。「自助」「互助」「共助」「公助」という「4つの助」を基本精神として制度設計されています。サービスを受ける側から見ると、介護保険制度には理不尽に思える点が幾つか存在します。しかしこの精神を理解すれば、制度に対する納得感が増すはずです。
「自助」とは、「自分でできることは、まず自分でする」ということです。つまり、自分でできることは、まず自分でする」ということです。つまり、自分て歩けるなら自分で歩く、自分で着替えられるなら自分で着替えるということです。もし生活のすべてを介護職からサポートしてもらおうという考えなら、介護保険外のサービスを利用しなくてはなりません。
「互助」も同じです。お互いさまで助け合うという意味ですが、介護では、子どもなど家族の支援やボランティアのことを指します。親の受診のために家族が付き添ったり、親の部屋が汚れていれば家族が掃除をしたりすることは、介護保険の精神に基づけば「当然」のことになります。自助と互助の精神がないと、介護保険制度はいずれ破綻に向かうと考えられています。
「共助」は介護事業者からのサービスのことをいいます。老人ホームでは、自助、互助でも支えられない困りごとに対して、専門家の介護職が支援するわけです。この原資が現役世代の支払う介護保険料であることも忘れてはなりません。
「公助」は公共機関が用意する最後のセーフティーネットのことです。つまり、自分でできず、家族などの支援も難しく、介護事業者の支援だけでも限界がある場合に、例えば最後の手段とし生活保護などの公助が効力を発揮します。
世の中には、「同じ費用を払っているのに、あの人ばかりお世話されている」「介護保険は1割負担なのだから、全額使わないと損だ」などと考えている利用者が残念ながらいます。また、「限度額の枠を上げるため、体が悪いフリをして要介護度を上げましょう」などと入れ知恵するケアマネジャーや老人ホーム事業者もいます。こうした利己主義的な考えが積み重なることで、将来、介護保険制度の崩壊を招き、自分達やその子孫を苦しめることになるかもしれません。
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