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ヘルパーにできること・できないことを知って安心の介護を
2025 9月
こんにちは。鹿児島老人ホーム・介護施設紹介センターです。
在宅介護を続けるうえで、「ヘルパーさんにお願いできることってどこまで?」と不安に思う方は多いのではないでしょうか。せっかくサービスを利用するなら、安心して上手に活用したいですよね。
そこで今回は、ヘルパーにできること・できないことを、わかりやすくご紹介します。
☑ ヘルパーにできること
ヘルパーの仕事は大きく分けて「身体介護」と「生活援助」の2つです。
身体介護では、食事のお手伝いや入浴介助、排泄のお手伝い、着替えのサポート、ベッドから車いすへの移動や歩行の見守り、通院の付き添いなど、直接体に関わるケアを行います。
生活援助では、掃除や洗濯、食事の調理、買い物、薬の受け取りといった、日常生活を支える家事が中心になります。暮らしの中で「ちょっと手を借りたいな」という部分を安心してお願いできるのがヘルパーさんです。
✕ ヘルパーにできないこと
一方で、介護保険のサービスでは対応できないこともあります。例えば、家族の分の食事づくりや洗濯、日常を超える大掃除や草むしり、ペットのお世話など。また、インスリン注射や点滴といった医療行為や、金銭の管理もお願いできません。
「思ったより制限があるんだ」と感じるかもしれませんが、心配はいりません。必要な支援はケアマネージャーがケアプランの中でしっかり調整してくれますし、介護保険外の自費サービスを組み合わせれば、草むしりや家族分の調理などもお願いできる場合があります。
☆上手に活用するために
ヘルパーさんにお願いできること・できないことをあらかじめ知っておくと、戸惑いや誤解を防げます。さらに、利用前に「これを手伝ってほしい」とメモしておくと、サービスがぐっと使いやすくなりますよ。(^^)
まとめ
○ヘルパーにできることは「身体介護」と「生活援助」
○家族分の家事や医療行為、金銭管理などはできない
○ケアプランで必要な支援が組まれるので安心
○自費サービスを利用すれば、幅広いサポートが可能になる
利用のコツ
○ケアマネージャーに「やってほしいこと」を率直に伝える
○サービスの範囲を確認しておき、誤解を防ぐ
○保険内と自費サービスを組み合わせて柔軟に対応
○家族と役割分担し、無理のない介護生活をめざす
ヘルパーさんは、日常の中で「ちょっと助けてもらえる存在」です。できること・できないことを知ったうえで上手に活用すれば、介護をする人も受ける人も、安心して暮らしを続けていけるはずです。
鹿児島の老人ホーム・高齢者向け住宅をお探しの方は遠慮なくお問い合わせください。
鹿児島老人ホーム・介護施設紹介センター
0120-947-896
身元保証人がいない…どうすればいいの?~老後の不安に寄り添うお話~
2025 8月
こんにちは。鹿児島老人ホーム・介護施設紹介センターです。
一人暮らしの方や、ご家族と離れて暮らしている方から、よくこんなお悩みを聞きます。
「施設に入りたいけど、身元保証人がいないんです…」
「入院の時にも保証人が必要と言われて、不安で…」
身元保証人のことでお困りの方は、決して少なくありません。
でも、ご安心ください。
近年は、そんなお悩みに寄り添う支援や制度も増えてきています。
今回は、「身元保証人がいない方」のために、どんな選択肢があるのかを分かりやすくご紹介します。
■どうして身元保証人が必要なの?
老人ホームや病院では、入居や入院の際に「身元保証人」を求められることがあります。これは、以下のような理由からです。
○施設利用料の支払いが滞った場合の連絡先として
○万が一、医療的な判断が必要になった時の相談先として
○ご本人が亡くなった場合の手続き対応のため
つまり、万が一のときに備えて、ご本人の生活を守るためでもあるのです。
■保証人がいないとどうなるの?
保証人がいない場合、
○一部の施設では入居を断られる
○入院先の病院で、緊急時の対応に困る場合がある
といったケースもあります。
ですが、最近は「身元保証人がいない方」に向けた受け入れ体制を整えている施設やサービスも出てきています。
■解決策はあります!頼れる制度やサービス
保証人がいない場合の主な支援として、次のような方法があります。
☑身元保証会社やNPO法人の利用
近年は「身元保証サービス」を提供する民間の会社や団体が増えています。
必要な手続きの代行や、緊急時の対応を引き受けてくれるところもあります。
☑成年後見制度の活用
認知症などにより判断力が低下した場合、家庭裁判所を通じて「後見人」を選任することができます。
後見人は、本人の代わりに契約や財産管理などを行ってくれます。
☑任意後見契約
元気なうちに「もしものときはこの人に任せます」という契約を結んでおく制度です。信頼できる人や専門職に頼むことができます。
☑地域包括支援センターに相談
「どこに相談したらいいかわからない…」という方は、まずは地域包括支援センターへ。地域に根ざした支援の窓口で、さまざまな制度や相談先を教えてくれます。
■「一人だから」と諦めないで
身元保証人がいないことで、将来に不安を感じている方はとても多いです。
ですが、制度やサービスを上手に活用すれば、安心して生活することは十分可能です。
☑「保証人がいない=施設に入れない」ではありません!
一人で悩まず、まずはご相談ください。
私たちも、ご本人やご家族が安心して過ごせる場所を一緒に探すお手伝いをしています。
☆無料相談受付中!
「うちの親も保証人がいなくて不安…」
「一人だけど、老後を安心して過ごしたい」
そんなお気持ちを、まずはお聞かせください。
あなたの状況に合った最適な方法を一緒に考えましょう(^^)
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フリーダイヤル:0120-947-896
介護保険のしくみって?
2025 7月
こんにちは。鹿児島老人ホーム・介護施設紹介センターです。
介護が必要になったとき、だれもが安心してサービスを受けられるように整備されたのが「介護保険制度」です。これは2000年にスタートした公的な保険制度で、40歳以上の人が加入し、保険料を納めることで支え合っています。
☆対象になるのはどんな人?
介護保険の対象となるのは、主に以下の2つのグループです。
●65歳以上の方(第1号被保険者)
●40歳~64歳で特定の病気によって介護が必要になった方(第2号被保険者)
特定疾病
・がん(医師が一般に認められている医学的知見に基づき回復の見込みがない状態に至ったと判断したものに限る)
・関節リウマチ・筋萎縮性側索硬化症・後縦靭帯骨化症・骨折を伴う骨粗鬆症
・初老期における認知症・進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症及びパーキンソン病・脊髄小脳変性症・脊柱管狭窄症・早老症・多系統萎縮症・糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症及び糖尿病性網膜症・脳血管疾患・閉塞性動脈硬化症・慢性閉塞性肺疾患・両側の膝関節又は股関節に著しい変形を伴う変形性関節症
※介護保険の適用を受けない場合
鹿児島市に住む、40歳以上の人は原則として介護保険が適用されますが、次の人は適用されません。
◦40歳以上65歳未満の人で、医療保険に加入していない人。
◦在留資格または在留見込期間3ヶ月以下の短期滞在の外国人。
◦指定障害者支援施設など、介護保険の適用除外施設に入所又は入院している人。
☆サービスを使うにはどうすればいいの?
まずは市区町村に「要介護認定」を申請します。
訪問調査や医師の意見をもとに、次の7段階に認定されます。
●要支援1、2
●要介護1~5
この結果によって、使えるサービスの種類や回数(支給限度額)が決まります。
☆どんなサービスがあるの?
介護保険で使えるサービスは、さまざまあります。
●訪問介護(ホームヘルパー)
●通所介護(デイサービス)
●ショートステイ(短期間の施設利用)
●福祉用具の貸与・住宅改修 など
自己負担は1~3割で、残りは介護保険から支払われます。
☆制度を知って安心を
介護は、ある日突然始まることも多いものです。
だからこそ、介護保険のしくみを知っておくことが大切です。
わからないことがあれば、市役所の介護保険課や、地域包括支援センター、そして私たちのような紹介センターにも、どうぞお気軽にご相談ください。(^^)
一人で悩まず、いっしょに考えていきましょう。
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老人ホームと介護施設って何が違うの?
鹿児島老人ホーム・介護施設紹介センターです。 2025 6月
高齢の親や自分自身のこれからを考えたとき、
「老人ホームに入ったほうがいいのかな?」
「でも介護施設っていう言い方もあるよね?」
と、どこがどう違うのか分かりづらいと感じることはありませんか?
今回は、そんな疑問をやさしく・分かりやすくご紹介します。
☆まずは結論から!
○「老人ホーム」は住む場所の総称
●「介護施設」はその中の一部(介護が必要な人向け)
つまり、「老人ホーム」という大きな枠の中に、介護施設も含まれているのです。
☆老人ホームとは?
「高齢者が安心して暮らせる住まい」のことです。
介護が必要な人も、元気な人も入れるタイプがあります。
○主な種類
種類 |
特徴 |
対象 |
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住) | 安否確認や生活相談あり。自由度が高い。 | 元気な高齢者が中心 |
住宅型有料老人ホーム | 食事・掃除などのサービスあり。介護は外部から手配。 | 自立~軽い介護 |
介護付き有料老人ホーム | 介護スタッフが常駐。ケアプランに沿ったサービス提供。 | 要介護の方 |
グループホーム | 認知症の方が小規模な家で共同生活。 | 認知症の診断がある方 |
★介護施設とは?
「介護が必要な人が入る施設」を指します。
老人ホームの中でも、特に介護に特化した施設です。
●主な種類
種類 | 特徴 | 対象 |
特別養護老人ホーム(特養) | 公的施設。費用が比較的安い。人気が高く待機者も多い。 | 原則 要介護3以上 |
介護老人保健施設(老健) | 医師やリハビリ専門職がいて、在宅復帰を目指す施設。(※入所期間は3ヶ月~半年。リハビリの進み具合によっては長期化する場合もある) | 要介護1~5 |
介護療養型医療施設(療養病床) | 医療的なケアが多く必要な人向け。 | 医療依存度が高い要介護者 |
☆どんな人がどっちを選ぶの?
状況 | 向いている施設 |
まだ元気。安全で便利な住まいを探している。 | サ高住・住宅型有料老人ホーム |
要介護で、介護サービスをしっかり受けたい。 | 介護付き有料老人ホーム・特養 |
医療的ケアやリハビリが必要。 | 老健・療養病床 |
認知症がある。 | グループホーム |
☆こんなふうに考えると分かりやすい!
「老人ホーム」=高齢者の暮らしの場所(広い意味)
「介護施設」=介護が必要な人のための老人ホーム
※迷ったら、まずは相談!
どの施設が合っているかは、本人の体の状態や希望、家族の状況によって変わります。「いきなり選べない…」というときは、
☑地域包括支援センター
☑介護相談窓口
☑老人ホーム紹介センター などに、相談できますよ(^^)
老人ホームや介護施設と聞くと、少しハードルが高く感じるかもしれませんが、
「安心して暮らせる場所を見つけること」がいちばん大切です。
この記事が、施設選びの第一歩になれば嬉しいです。。。
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