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介護保険サービスを利用するまでの流れ②
2025 11月
こんにちは。鹿児島老人ホーム・介護施設紹介センターです。
「事業対象者」ってどんな人?~介護予防ケアプランの対象になる人~
介護保険の申請をすると、「要支援」「要介護」などの認定結果が出ます。
でも、その中には「介護が必要とまではいえないけれど、少し心配…」という方もいます。
そんな方が対象になるのが、「事業対象者(じぎょうたいしょうしゃ)」という制度です。
●事業対象者とは
「事業対象者」とは、要支援1・2には該当しなかったけれど、このままだと将来、介護が必要になるおそれがある人のことをいいます。
たとえば、
○足腰が弱くなってきた
○家の中で転びやすくなった
○買い物や掃除などが少し大変になってきた
○外に出る機会が減ってきた
といった方があてはまります。
●どんな支援を受けられるの?
事業対象の方は、市区町村が行っている「介護予防・生活支援サービス事業」を利用できます。
具体的には、このようなサービスがあります。
○掃除やごみ出しなどの生活支援
○通いの場(体操・趣味・交流など)への参加
○栄養や口腔ケア、運動に関するアドバイス
○介護予防教室 など
地域包括支援センターの職員が中心となって、その方に合った「介護予防ケアプラン」を一緒に考えてくれます。
○ケアプランの違いは?
| 区分 | 対象となる人 | 作成する計画 | 作成する場所 |
| 要介護1~5 | 介護が必要な人 | ケアプラン(介護サービス計画) | ケアマネジャー |
| 要支援1・2
事業対象者 |
介護予防が必要な人 | 介護予防ケアプラン | 地域包括支援センターなど |
○早めの支援が大切です
「まだ介護までは必要ないから…」と思わず、少しでも「できないこと」「心配なこと」が増えてきたら、地域包括支援センターに相談してみましょう。
早めの支援で、元気に自分らしい生活を長く続けることができます。(^^)
鹿児島の老人ホーム・高齢者向け住宅をお探しの方は遠慮なくお問い合わせください。
鹿児島老人ホーム・介護施設紹介センター
フリーダイヤル:0120-947-896
介護保険サービスを利用するまでの流れ
2025 10月
こんにちは。鹿児島老人ホーム・介護施設紹介センターです。
「そろそろ介護のことを考えたほうがいいかな…」
「お手伝いがあれば、もっと安心して暮らせるのに」
そんな時に頼りになるのが、介護保険サービスです。
でも、どうやって申し込めばいいの?と戸惑う方も多いですよね。
ここでは、介護保険のサービスを受けるまでの流れを、やさしくご紹介します。
①まずは相談してみましょう
最初の一歩は、市区町村の介護保険担当窓口や地域包括支援センターに相談することです。
「最近、家のことが大変になってきた」「一人暮らしが少し心配」など、どんな小さなことでも大丈夫。
職員の方が状況を聞きながら、どんな手続きやサービスがあるか教えてくれます。
②要介護認定の申請をします
サービスを利用するには、まず「要介護認定」を受ける必要があります。
申請はご本人やご家族、また申請に行くことができない場合などには地域包括支援センターや居宅介護支援事業所、介護保険施設が代わりに行うこともできます。
申請の際に必要なもの
●要介護・要支援認定申請書(主治医の氏名等の記載が必要)
●介護保険被保険者証
●健康保険被保険者証
③訪問調査と主治医の意見書
申請が終わると、市の職員が自宅や施設を訪問し、心身の状態を確認します。
また、主治医にも「どんな病気や生活の様子があるか」について意見書を作成してもらいます。
この2つの情報をもとに、介護の必要度が判断されます。
④介護認定審査会で判定
集められた情報をもとに、介護認定審査会という専門家の会議で審査が行われます。
結果はおよそ1か月後に届き、
●要支援1・2
●要介護1~5
のいずれか、または「非該当(自立)」として通知されます。
⑤ケアプランを作成しましょう。
介護度が決まったら、次はケアプラン(介護サービス計画書)を作ります。
これは、「どんなサービスをどのくらい利用するか」を決める大切な計画です。
●要支援、事業対象の方→地域包括支援センター
●要介護の方→ケアマネジャー(居宅介護支援事業所)
が担当し、ご本人やご家族と相談しながら、希望に合わせてプランを作ってくれます。
⑥サービス利用スタート!
ケアプランができたら、いよいよ介護サービスの利用が始まります。
訪問介護(ヘルパーさん)やデイサービス、福祉用具のレンタルなど、暮らしに合わせて選べます。
少しずつ支援を受けながら、自分らしい生活を続けていけますよ。
介護保険の手続きは、初めての方には少し難しく感じるかもしれません。
でも、介護保険担当窓口や地域包括支援センター等に相談すればサポートしてもらえます。
一人で悩まず、ますは身近な相談先に声をかけてみてくださいね(^^)
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ヘルパーにできること・できないことを知って安心の介護を
2025 9月
こんにちは。鹿児島老人ホーム・介護施設紹介センターです。
在宅介護を続けるうえで、「ヘルパーさんにお願いできることってどこまで?」と不安に思う方は多いのではないでしょうか。せっかくサービスを利用するなら、安心して上手に活用したいですよね。
そこで今回は、ヘルパーにできること・できないことを、わかりやすくご紹介します。
☑ ヘルパーにできること
ヘルパーの仕事は大きく分けて「身体介護」と「生活援助」の2つです。
身体介護では、食事のお手伝いや入浴介助、排泄のお手伝い、着替えのサポート、ベッドから車いすへの移動や歩行の見守り、通院の付き添いなど、直接体に関わるケアを行います。
生活援助では、掃除や洗濯、食事の調理、買い物、薬の受け取りといった、日常生活を支える家事が中心になります。暮らしの中で「ちょっと手を借りたいな」という部分を安心してお願いできるのがヘルパーさんです。
✕ ヘルパーにできないこと
一方で、介護保険のサービスでは対応できないこともあります。例えば、家族の分の食事づくりや洗濯、日常を超える大掃除や草むしり、ペットのお世話など。また、インスリン注射や点滴といった医療行為や、金銭の管理もお願いできません。
「思ったより制限があるんだ」と感じるかもしれませんが、心配はいりません。必要な支援はケアマネージャーがケアプランの中でしっかり調整してくれますし、介護保険外の自費サービスを組み合わせれば、草むしりや家族分の調理などもお願いできる場合があります。
☆上手に活用するために
ヘルパーさんにお願いできること・できないことをあらかじめ知っておくと、戸惑いや誤解を防げます。さらに、利用前に「これを手伝ってほしい」とメモしておくと、サービスがぐっと使いやすくなりますよ。(^^)
まとめ
○ヘルパーにできることは「身体介護」と「生活援助」
○家族分の家事や医療行為、金銭管理などはできない
○ケアプランで必要な支援が組まれるので安心
○自費サービスを利用すれば、幅広いサポートが可能になる
利用のコツ
○ケアマネージャーに「やってほしいこと」を率直に伝える
○サービスの範囲を確認しておき、誤解を防ぐ
○保険内と自費サービスを組み合わせて柔軟に対応
○家族と役割分担し、無理のない介護生活をめざす
ヘルパーさんは、日常の中で「ちょっと助けてもらえる存在」です。できること・できないことを知ったうえで上手に活用すれば、介護をする人も受ける人も、安心して暮らしを続けていけるはずです。
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身元保証人がいない…どうすればいいの?~老後の不安に寄り添うお話~
2025 8月
こんにちは。鹿児島老人ホーム・介護施設紹介センターです。
一人暮らしの方や、ご家族と離れて暮らしている方から、よくこんなお悩みを聞きます。
「施設に入りたいけど、身元保証人がいないんです…」
「入院の時にも保証人が必要と言われて、不安で…」
身元保証人のことでお困りの方は、決して少なくありません。
でも、ご安心ください。
近年は、そんなお悩みに寄り添う支援や制度も増えてきています。
今回は、「身元保証人がいない方」のために、どんな選択肢があるのかを分かりやすくご紹介します。
■どうして身元保証人が必要なの?
老人ホームや病院では、入居や入院の際に「身元保証人」を求められることがあります。これは、以下のような理由からです。
○施設利用料の支払いが滞った場合の連絡先として
○万が一、医療的な判断が必要になった時の相談先として
○ご本人が亡くなった場合の手続き対応のため
つまり、万が一のときに備えて、ご本人の生活を守るためでもあるのです。
■保証人がいないとどうなるの?
保証人がいない場合、
○一部の施設では入居を断られる
○入院先の病院で、緊急時の対応に困る場合がある
といったケースもあります。
ですが、最近は「身元保証人がいない方」に向けた受け入れ体制を整えている施設やサービスも出てきています。
■解決策はあります!頼れる制度やサービス
保証人がいない場合の主な支援として、次のような方法があります。
☑身元保証会社やNPO法人の利用
近年は「身元保証サービス」を提供する民間の会社や団体が増えています。
必要な手続きの代行や、緊急時の対応を引き受けてくれるところもあります。
☑成年後見制度の活用
認知症などにより判断力が低下した場合、家庭裁判所を通じて「後見人」を選任することができます。
後見人は、本人の代わりに契約や財産管理などを行ってくれます。
☑任意後見契約
元気なうちに「もしものときはこの人に任せます」という契約を結んでおく制度です。信頼できる人や専門職に頼むことができます。
☑地域包括支援センターに相談
「どこに相談したらいいかわからない…」という方は、まずは地域包括支援センターへ。地域に根ざした支援の窓口で、さまざまな制度や相談先を教えてくれます。
■「一人だから」と諦めないで
身元保証人がいないことで、将来に不安を感じている方はとても多いです。
ですが、制度やサービスを上手に活用すれば、安心して生活することは十分可能です。
☑「保証人がいない=施設に入れない」ではありません!
一人で悩まず、まずはご相談ください。
私たちも、ご本人やご家族が安心して過ごせる場所を一緒に探すお手伝いをしています。
☆無料相談受付中!
「うちの親も保証人がいなくて不安…」
「一人だけど、老後を安心して過ごしたい」
そんなお気持ちを、まずはお聞かせください。
あなたの状況に合った最適な方法を一緒に考えましょう(^^)
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