ブログ
高齢者の熱中症対策:安全な夏を過ごすためのポイント
2024 8月
こんにちは。鹿児島老人ホーム・介護施設紹介センターです。
暑い夏が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
この時期は体調を崩しやすいので、どうかご自愛ください。
さて今回は、高齢者が熱中症を予防し、安全に夏を過ごすためのポイントをご紹介します。
なぜ高齢者は熱中症になりやすいのか?
〇体温調節機能の低下
加齢により、汗をかく機能が低下し、体温調整が難しくなる。
血液循環が悪くなり、身体の熱を効果的に放散できなくなる。
〇感覚の鈍化
喉の渇きを感じにくくなり、水分補給が遅れがち。
室温の変化に気づきにくく、適切な対策を取るのが遅れる。
〇持病の影響
高血圧や糖尿病などの持病があると、熱中症のリスクが高まる。
一部の薬剤が体温調節に影響を与えることがある。
熱中症の予防方法
1.十分な水分補給
高齢者は、喉の渇きを感じにくくなることがあるため、定期的な水分補給が重要です。
目安:1日に1.5~2リットルの水分を摂取するよう心掛けましょう。
飲み物の選択:水、お茶、スポーツドリンクなど、糖分やカフェインの少ない飲み物を選びましょう。
2.適切な室内環境
室内の温度と湿度を適切に保つことが大切です。
エアコンの使用:適切に使用し、室温を25~28度に保ちましょう。
扇風機等の利用:エアコンと併用することで空気の循環を良くし、冷房効果を高めます。
3.服装と外出の工夫
軽装:通気性の良い、軽い服装を心掛けましょう。
帽子や日傘:外出時には帽子や日傘を使用し、直射日光を避けるようにします。
外出時間の工夫:特に暑い時間帯(10時~16時)は外出を控え、早朝や夕方に活動するようにしましょう。
4.バランスの取れた食事
栄養バランス:ビタミンやミネラルを含むバランスの取れた食事を心掛け、体力を維持しましょう。
塩分補給:汗をかくことで塩分が失われるため、適度に塩分を補給することも重要です。ただし、過剰摂取には注意が必要です。
5.周囲のサポート
定期的な確認:家族や介護者は、定期的に高齢者の様子を確認し、異常がないか気を配りましょう。
コミュニケーション:高齢者が体調の変化を伝えやすい環境を作ることが大切です。
6.緊急時の対応
症状の認識:めまいや頭痛、吐き気、脱力感などの症状が現れた場合、速やかに涼しい場所へ移動し、冷却と水分補給を行いましょう。
医療機関への連絡:症状が改善しない場合や重症化した場合は、速やかに医療機関に連絡します。
適切な予防策を講じ、安全で健康的な夏を過ごしましょう。
特におひとりでお住まいの高齢者の方、ご心配な時、お困りの際は鹿児島老人ホーム・介護施設紹介センターへ相談してみませんか。
施設入居もひとつの方法です。遠慮なくお問い合わせください。
鹿児島の老人ホーム・高齢者向け住宅をお探しの方は遠慮なくお問い合わせください。
鹿児島老人ホーム・介護施設紹介センター
フリーダイヤル:0120-947-896