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運営会社の格って大事なの?
鹿児島老人ホーム・介護施設紹介センターです。
今回は専門家の記事を参考にさせていただきました。
男性に多い「大企業信仰」
老人ホームの運営母体は様々です。介護専門の企業や社会福祉法人、医療法人が運営していることもありますし、皆さんがよく知っているような保険会社、家電メーカー、教育系の会社、鉄道会社、電力会社、不動産会社などが介護部門を持って運営していることもあります。また、最近の傾向としては、ファンドのような金融会社が母体のところも増えています。運営規模に関しても全国的にホームを展開しているところから地域密着で数施設を運営しているところまで様々です。
大規模事業者が運営しているホームの多くは、言い方は悪いですがマニュアル主義です。入居の際の禁止事項やルールが細かく定められているケースが多く、また、介護職に対して業務手順などの教育に力を入れているため、画一的な介護サービスを得意としています。よく言えば、一定水準以上のサービスを安心して受けることができますが、悪く言うと、柔軟性がなく無機質な介護サービスになりがちです。逆に小規模事業者は、正反対です。介護職の個性が前面にでているため、親御さんに合う介護職がいれば最高の介護サービスを受けられますが、そうでなければひどいサービスを受けることになってしまいます。それこそ、小規模事業者のホームへの入居を検討するのであれば、ホーム長の介護に対する考え方などをきちんと聞いて、納得して入ることが重要になるということです。
これは圧倒的に男性に多いのですが、ホーム選びの際に運営会社の「格」を気にする人がいます。介護部門の規模の大きさならまだしも、運営会社の親会社が「聞いたことのある企業だ」「日本を代表する企業だから潰れないだろう」「現役時代、そこと取引をしたことがあるが、社員がいい人だった」などの理由で、その子会社が運営するホームまで信頼してしまうのです。最初に断言しておくと、これは全くの誤りです。
介護業界では、「運営会社の格」と「職員の質」はまず相関しません。それは、多くの介護職が「運営会社や親会社が安心できるから」という理由では就職先を選んでいないからです。介護業界は終身で雇われることがほぼ皆無で、希望すればすぐに転職先が見つかります。職場を選ぶポイントは運営会社の名前ではなく、自宅からの距離や賃金の高さ、業務内容が自分に合っているといったところなのです。
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