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老人ホームの紹介ルートをどう生かす
鹿児島老人ホーム・介護施設紹介センターです
今回は専門家の記事を参考にさせていただきました。
口コミは「客観フィルター」をかける
老人ホームを探す場合、自力で探すほかに「友人・知人の口コミを頼りにする」「担当ケアマネジャーに相談する」「入院先の病院に相談する」「老人ホーム紹介センターを利用する」などの方法があります。本チャプターでは、この紹介ルートについて話を進めていきます。
最初に、少しだけ友人・知人の口コミについて話をします。例えば、ご近所付き合いをしている奥さんの親御さんが入っているホームについて、その奥さんから評価を聞くようなシチュエーションです。
結論から言えば、この口コミは、はっきり言って相当アテにならない情報です。何度も言うように、介護には流儀・流派があります。「Aホームが良かった」というのは、その近所の奥さんと親御さんに「合った」というだけです。「Bホームはご飯がまずい」という評価は、その人の口に合わなかっただけです。あなたの親御さんには合うかもしれません。
老人ホーム選びは、ご自身の予算の範囲内で、合う介護流派のホームを探すことなので、友人・知人の主観的な意見に左右されることは避けなければなりません。必ず、自分で確認することが大事なのです。付け加えるなら、口コミの中でも「客観的な情報」であれば受け入れてもいいと思います。例えば、こんな口コミはどうでしょう。
「あのホームでは、たまにお寿司の職人が来て入居者の好みに応じて握ってくださるイベントがあるんだけど、ネタの種類も少ないし、味も淡泊で、母はがっかりしていたわ」
ここで得られる客観的情報は「イベントで寿司職人がたまに来る」ということだけです。ネタの種類が少ないかどうか、味はどうかといった点は主観的な評価ですので無視できます。ホームの口コミを聞いた場合は、この客観的な情報だけを抽出することをお勧めします。
ケアマネジャーにホームの相談をすると・・・
これまで自宅で親御さんの介護をされていた方には、担当のケアマネジャーさんがいるはずです。このケアマネジャーさんにホームへの入居を相談すると、どういったことが起きるのでしょうか。
まず押さえておいてほしいのは次の内容です。
ケアマネジャーは介護のプロです。しかし、老人ホームのプロではないことがあります。
ここに注意しなくてはなりません。ケアマネジャーになるためには、資格試験で合格する必要があります。さらに受験資格を得るためには一定期間、介護福祉士や社会福祉士としての実務の経験が必要ですが、必ずしも老人ホームでの勤務経験が求められているわけではありません。つまり、ケアマネジャーの中にはホームで働いた経験がない人もいるのです。ホームで働いた経験があれば、親御さんがホームに入るメリット・デメリットを正直に解説してくれるはずです。ここまでの過程で、あなたが絞り込んだホームの候補をぶつけてみて下さい。近隣のホームであれば、そこで行われている介護についても一通り知っているはずですので、適切なアドバイスをしてくれるでしょう。あとはこのケアマネジャーさんが、あなたの気持ちや立場をしっかりと理解してくれているかどうか、シンパシーを感じる存在あるかどうかが重要です。あなたと気の合う存在のケアマネジャーさんであれば、その方が勧めるホームは、非常に有力な候補になるはずです。
次月に続く
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