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老人ホームの紹介をどう生かすか
鹿児島老人ホーム・介護施設紹介センターです。 2022.7月度
今回も専門家の記事を参考にさせていただきました。前々回の続きです。
老人ホーム紹介センターの効果的な使い方
世の中には、「老人ホーム紹介センター」なるところがたくさんあります。特に、首都圏や近畿圏には、合わせて数百という紹介センターがあります。ホームに関する専門知識を短期間で学ぶのは難しいので、このような紹介センターを活用することは効果的だと考えますが次のことに注意してください。それは、「ホーム探しを丸投げしない」ということです。
正直に申し上げると、老人ホーム紹介センターの立場では、全部お任せしてくれる人からの相談の方が楽です。なぜなら、こういうお客さんに対しては、予算と場所を聞いてホームを絞り込み、ヒットしたホームを提案して一丁あがりだからです。しかし、それでは紹介センターを全然活用できていません。
老人ホーム紹介センターの最大の活用ポイントは、相談員と会話することで、老人ホームに対する自らの考えを整理するところにあります。紹介センターでは、自分たちの老人ホームに対する希望や意見を相談員に伝えます。相談員から時には否定され、時には同意をもらいながら、徐々にホームに対する考え方を固めていきます。このプロセスこそがミスマッチを防ぐために最も大事であり、そのための話し相手として、紹介センターの相談員が存在しているといっても過言ではないのです。
老人ホームについて「初心者だ」と自覚する皆さんは、必ず一度、専門家と老人ホームについて意見交換をする機会をもつべきだと私は考えています。
紹介センターでは、相談員が老人ホームに対するあなたの希望を聞いてきます。それこそ、「何で老人ホームへの入居を検討し始めたのか」という背景から、「親御さんの性格」「親御さんはホームに何を期待しているか」「介護のときに気をつけていたこと」など様々なことを聞いてくるはずです。もちろん、予算、エリア、要介護度や必要な医療処置などの基本情報も聞きますが、それは最初にシートに記入してもらって目を通すぐらいで、時間を割いて聞くのは、入居希望者の性格や趣味嗜好の部分です。その時に、家族側が思いを熱心に伝えてくれれば、相談員は「頑張って、この人に合うホームを探そう」と力が入るはずです。
この話し合いによって論点が整理されていき、最終的に相談員が2、3の入居先候補を絞り込んで提案します。
鹿児島の老人ホーム・高齢者向け住宅をお探しの方は遠慮なくお問合せ下さい。
鹿児島老人ホーム・介護施設紹介センター
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