ブログ
老人ホームの種類と特徴~その②
鹿児島老人ホーム・介護施設紹介センター事務員の岩下です。
前回に続き、老人ホームの種類と特徴をご紹介したいと思います。
■グループホーム
認知症によって、自立した生活が困難な方が、家庭的な環境の中でスタッフとともに生活する施設のことです。施設所在地と同じ市区町村にお住まいの方が対象となる地域密着型サービスの一つです。5~9人を1ユニットとし、在宅とほぼ同じ環境での生活スタイルで、入浴や食事、排泄などの介助を受けながら共同生活をし、また機能訓練を行っていきます。
■サービス付高齢者向け住宅
サービス付高齢者向け住宅は、バリアフリー対応の賃貸住宅。主に民間事業者などによって運営され、都道府県単位で認可・登録された賃貸住宅です。日常生活や介護に不安を抱く高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らせるよう、時間地域巡回訪問サービスなどの介護サービスを組み合わせた住宅です。
■有料老人ホーム
民間企業が設置運営する施設です。介護サービスや日常の生活サービス・機能訓練、施設によってイベント・レクリエーションを行います。介護付、住宅型、健康型の3種類があり、終身介護に対応する施設から健康な方のみを対象としたものまで内容はさまざまです。
・介護付有料老人ホーム(一般型特定施設入居者生活介護・外部サービス利用型特定施設入居者生活介護)
介護等のサービスが付いた高齢者向けの居住施設であり、介護が必要となっても、当該有料老人ホームが提供することとなっており、特定施設入居者生活介護の指定を受けていない有料老人ホームにつては介護付と表示することはできない。
外部サービス利用型は有料老人ホームの職員が安否確認や計画作成等を実施し、介護サービスは委託先の介護サービス事業所が提供します。
・住宅型有料老人ホーム
生活支援等のサービスが付いた高齢者向けの居住施設です。介護が必要となった場合、入居者自身の選択により、地域の訪問介護等の介護サービスを利用しながら当該有料老人ホームの居室での生活を継続することが可能です。
・健康型有料老人ホーム
食事等のサービスが付いた高齢者向けの居住施設です。介護が必要になった場合には、契約を解除し退去しなければなりません。
■小規模多機能型居宅介護
介護が必要になった高齢者が、住み慣れた家・地域での生活を継続することができるように、要介護者の様態や希望に応じて、「通い(デイサービス」を中心として、随時「訪問(訪問介護)」や「泊まり(ショートステイ)」を組み合わせた3つのサービスを提供する在宅介護サービスです。これらのサービスを同じスタッフが対応するため、連続性のあるケアを利用できる利点があります。
■短期入所療養介護(ショートステイ)
介護する方が、病気や事故、出産、法事といった一時的に介護を続けることができなくなった場合等に、短期的に入所させることにより、介護する方の負担を軽減するためのものです。
老人ホームの種類と特徴をご紹介しましたが、老人ホームといってもこれだけの種類があります。次回は老人ホームを利用するメリットとデメリットをご紹介したいと思います。
鹿児島市の老人ホーム・高齢者住宅をお探しの方は遠慮なくお問い合わせください。
鹿児島老人ホーム・介護施設紹介センター
フリーダイヤル:0120-947-896