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日本各地で高齢者へのサービスが色々と進められています。③
鹿児島老人ホーム・介護施設紹介センターです。 2023 9月
先月同様に日経MJに興味ある記事が掲載されました。紹介させていただきます。大変すばらしい取組みだと思います。
「電子楽器で認知症予防」普及へ体験イベント
「浜松」ロシア生まれの「テルミン」を応用した電子楽器のメーカー、マンダリンエレクトロン(浜松市)は、認知症予防に楽器を使う実証実験や普及活動に取り組む。電波にかざした手の動きで音程を変え演奏するための精神集中を要する特性を生かし、浜松医科大学と組んで認知症予防向けの新型を開発。9~12月には演奏体験のイベントも開く。
認知症予防に使うのは、マンダリンエレクトンが開発した電子楽器「マトリョミン」。電波に手を近づけたり遠ざけたりすることで音の高さや大きさを制御するテルミンに対し、入門者向けに機能を音程制御に絞り片手で演奏できるようにした。ボディーにはロシアの民芸品「マトリョーシカ」を使い、個性豊かな響きを演出する。
浜松市が助成する「医工連携スタートアップ支援事業」と「創造都市推進事業」を活用。医工連携スタートアップ支援事業は浜松医大と実証実験で高齢者や認知症を患う人でも扱いやすいようデジタル制御を採用した新型マトリョミンを試作開発する。マトリョミン演奏が認知症予防に有効という医学的根拠の確立も探る。
このお客様が家族だったら シニアおもてなしスケッチ
75歳の知人女性が言う。「買物で困る事が増え、だんだんと社会に置いてけぼりにされる気がする」。例えばセルフレジ。レストランのドリンクバー。タブレットで注文する回転ずし。ポイントカードなど。まごついているうちに、後ろに順番待ちの列ができてしまうそうだ。周りの人に迷惑をかけていると感じると、ここは若い人のくる場所なんだと足が遠のくという。自分がついていけないことで疎外感を覚え、従来のアナログ対応の店ばかり選んでしまうそうだ。タブレットで注文しなければならないレストランで困っているシニアのお客様がいた。それに気づいた女性定員さんが「よろしければ、お手伝いさせていただきます」と声をかけ、丁寧にレクチャーしているのを見たことがある。結局、うまく注文できず、定員さんが口頭でオーダーをうけていた。
その接客が素晴らしかったので、定員さんに話しかけると、彼女にも同年代の祖父母がいる。「なるほど、もしこのお客様が私の家族だったら」と考えてみることが、やさしい接客につながるというわけだ。
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