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介護離職はなぜ減らないのでしょう
鹿児島老人ホーム・介護施設紹介センター 1月度
今回は新聞の記事を参考に記載いたしました。
親などの介護を理由に、仕事を止めざるを得ない人がいるって聞きました。
仕事と介護との両立が難しく、仕事をやめてしまうことを「介護離職」といいます。人口減少で働き手の確保が難しくなっている中、職場へのダメージになるだけでなく、年金や医療などの社会保障費の支え手不足にもつながります。労働確保のため、政府は介護離職ゼロを目指していますが、うまくいっていません。2015年、当時の安倍晋三首相は、「1億総活躍社会」の実現を目指した対策の中で、介護離職ゼロを20年代初頭までに実現するとの目標を掲げました。今の岸田政権も引き継いでいますが、実現できていません。
どれぐらいの人が離職しているのでしょうか
厚生労働省によると、介護や看護を理由に離職した人は約9.5万人(21年調査)で、横ばい状態です。男女とも55~59歳が多く、ベテランや管理職世代が直面しています。
なぜ減らないのでしょうか
介護サービスや施設などの不足が原因とみられます。政府は介護の受け皿について「20年代初頭までに50万人分増やす」との目標を掲げましたが、これも達成できていません。
受け皿の整備が進めば解決するのでしょうか
国は介護休業制度の利用など、仕事と介護が両立できる働き方の普及を進めていますが、浸透していない職場もあるようです。
職場や同僚の理解も大事なんですね
2年後には、第1次ベビーブーム(1947~49年)に生まれた団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となる「2025年問題」が控えています。介護離職ゼロを「看板倒れ」に終わらせないよう、粘り強く取り組む必要があります。
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