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【秋の夜長に備えて】良質な睡眠で健康を守ろう
2024 10月
こんにちは。鹿児島老人ホーム・介護施設紹介センターです。
10月に入り、ようやく涼しくなった夜が続いていますね。
皆様お変わりありませんか。
季節の変わり目は、気温や日の長さの変化により、私たちの体内リズムが狂いやすく、睡眠の質に影響を与えることがあります。
年齢を重ねると、若い頃とは違い「なかなか眠れない」「夜中に何度も目が覚める」といった睡眠の悩みを抱える方が増えます。
しかし良質な睡眠は健康を維持する上で非常に重要です。
心身のリフレッシュや免疫力の維持、さらには心の安定にも深く関わっているため、睡眠の質を高めることが大切です。
今回は、高齢者が睡眠の質を向上させるためにできる具体的な対策をお伝えします。
1.年齢に伴う睡眠の変化を理解しよう**
高齢者の睡眠パターンは、加齢とともに変化します。
深い眠りが減り、夜中に目が覚めたり、早朝に目が覚めてしまうことが増えます。
これらの変化は自然なことなので、無理に長時間眠ろうとせず、睡眠の質に焦点を当てることが大切です。
∖ポイント∕
・睡眠時間が短くなっても心配し過ぎないこと
・日中に疲労感を感じる場合は、20~30分の短い昼寝を取り入れるのが効果的。
2.日中の活動を増やして体をリフレッシュ**
高齢になると日中の活動が減り、結果として夜に深く眠れなくなることがあります。
体を適度に動かすことで、夜に自然な眠気が促され、より質の良い睡眠が得られるようになります。
◤おすすめの活動◢
・毎日の散歩や軽い体操を習慣にしましょう。
・外に出て、日光を浴びることも大切です。朝の光を浴びることで、体内時計がリセットされ、夜にしっかり眠れるようになります。
3.寝室環境を整えて快適な眠りをサポート**
高齢者は、温度や湿度に敏感です。寝室の環境を整えることで、快適な眠りが得られやすくなります。また、年齢とともに体に痛みや不快を感じることも多いため、寝具の見直しも重要です。
∖快適な寝室作りのポイント∕
・寝室の温度は、季節に応じて眠りを邪魔しない範囲に調節しましょう。
・枕やマットレスは、自分に合った硬さや高さを選び、体の負担を軽減しましょう。特に、腰痛や関節痛がある場合は、寝具の選び方が重要です。
・寝室は暗く、静かに保ちましょう。カーテンで光を遮り、静かな環境を整えることが理想です。
4.夜間のトイレ対策で睡眠の中断を防ぐ**
高齢者にとって、夜中にトイレに行く回数が増えることはよくある悩みです。頻繁に起きることで睡眠が途切れやすくなり、眠りの質が下がります。
∖対策∕
・就寝前の2~3時間は、水分を控えるようにしましょう。
・カフェインやアルコールは夜間のトイレを促進するので、夕方以降は避けるのがベストです。
5.ストレス解消で心もリラックス**
ストレスが原因で寝つきが悪くなることがあります。特に高齢者は、心の不安や悩みが睡眠に影響することが多いです。
心のリラックスが、質の良い睡眠を助けます。
∖ストレス対策∕
・趣味や軽い運動でリラックスする時間を作りましょう。
・就寝前の1時間は、深呼吸や瞑想などで心を落ち着かせ、リラックスした状態でベッドに入るように心がけましょう。
6.薬の副作用をチェック**
高齢者は、睡眠に影響を与える薬を服用していることが多いです。特に、降圧剤や痛み止めなどは、眠りを妨げる副作用を起こす場合があります。
眠りにくいと感じたら、服用している薬について医師に相談してみることをおすすめします。
∖ポイント∕
・睡眠に影響を与える薬がないか、医師と相談しましょう。必要に応じて、薬の時間や種類を調整してもらうことも検討できます。
高齢者にとって、睡眠の質は健康を維持するためにとても大切です。
今回ご紹介したような対策を取り入れて、無理なく快適な睡眠を得られるように工夫してみてください。
季節の変わり目や年齢に伴う変化に応じて、適切なケアを行うことで、ぐっすりと眠れる日々をサポートできます。
質の良い睡眠で、毎日を元気に過ごしましょう!
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