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「老老介護」
鹿児島老人ホーム・介護施設紹介センター事務員の岩下です。
介護は入浴介助や移乗介助、食事介助、排泄介助など肉体的にも負担の大きいことが多く、働く世代である介護施設のスタッフですら腰痛は職業病と言われています。在宅介護の現場では、こうした介護を高齢者が担わざるを得ない状況となっています。高齢化を迎えた日本において、高齢者を高齢者が介護するいわゆる”老老介護”は既に珍しいものではなくなってきました。
老老介護とは、介護が必要な高齢者と65歳以上の方が介護している状態であり、例えば・・・
・高齢のご夫婦が配偶者の介護をしている
・高齢の兄弟、姉妹が相手の介護をしている
・高齢者がより高齢な親(義父母含む)の介護をしている
などのケースがあります。
厚生労働省が発表する「国民生活基礎調査(平成25年)」では自宅で暮らす要介護者を主に介護する介護者が65歳以上の世帯の割合は51.2%となっています。
時代の変化に伴い、2世代同居や3世代同居が少なくなり、夫婦のみで構成される核家族化が進んでいますので老老介護の世帯が増えていくのは当然です。鹿児島県は全国の中でも高齢化率29.4%と全国19位です。
今後さらに高齢化が進み、長寿大国日本ゆえに起こる大きな問題となっております。
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鹿児島老人ホーム・介護施設紹介センター
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