「介護拒否が多いのはどんな場面?」 | 鹿児島老人ホーム・介護施設紹介センター

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「介護拒否が多いのはどんな場面?」

 鹿児島老人ホーム・介護施設紹介センター 事務員の岩下です。

 一言に「介護拒否」といってもいろんな場面があります。
①入浴介助拒否 ②食事介助拒否 ③服薬拒否 などがあります。介護施設で多いのは圧倒的に入浴介助拒否のようです。なぜかと言うと根本的な問題になるのですが、「入浴自体が嫌」という高齢者の方が多いからです。介助を必要とする高齢者の介護度は様々ですが、要介護1~3までの方なら、見守りと一部介助で、あとは自分でできる事は自分でやってもらうというのが一般的です。
自分でやってもらうのも、自立支援の一つです。しかし、なかなか理想通りにはいきません。入浴は服を脱ぐ→洗髪→洗体→浴槽に浸かる→体を拭く→服を着るというたくさんの行程があります。なので「めんどくさい」という理由で、入浴拒否をされる方は結構います。認知症が進むと物事の手順がわからなくなるので、特にこういう方は多いです。

 次は食事介助の場合ですが、その理由は「食事が口に合わない」「お腹が空いてない」などさまざまです。特に車椅子で生活されている方は、体を動かす機械が少ないので「あまりお腹がすかない」ため食事を食べてくれないという事があります。こうゆう理由の場合は、食事時間を遅めにずらしたり、上半身だけでできる運動をする事で、拒否がなくなる場合もあります。

 服薬拒否の場合は、介護拒否とは少し違うようにも思えますが、高齢者の方はほとんどの方が薬を飲まれています。中には血圧の薬や、精神薬など必ず飲まなければいけないものもあり、服薬拒否の方は介護業務に大きな支障をきたします。薬を飲まないのは「飲んで調子が悪くなった」などの他に「毒が入っている」などの被害妄想で飲まない人もいます。医師に相談し、薬の成分に影響がないようなら、食事などの混ぜて服薬してもらうの手段の一つになります。

介護する側、される側。色々な問題や思いがあると思います。相談に来られる方から色々お話を聞かせていただきますが、とても大変ですし一人では解決出来ない事だと感じます。
気軽に、ご相談していただいて、話を聞いてもらうだけでも違いますし、解決策を見つけられるよう、繋がるお手伝いができればと思っておりますので、気軽にご相談下さい。

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