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高齢者施設 高リスク警戒今も

鹿児島老人ホーム・介護施設紹介センター   2023  4月

 

南日本新聞に興味ある記事が掲載されました。

 

かごしまコロナ揺れた3年

気づかない間に広がった新型コロナウィルス感染は、「ついのすみか」の穏やかな生活を一変させた。鹿児島県内が流行「第8波」に見舞われた1月。70人が入所する特別養護老人ホーム「A」では利用者15人が感染し、介護主任のBさんは慣れない防護服で介護をしていた。

ホームの看護師と連携し酸素濃度や体温をこまめに測り、入所者には極力部屋から出ないようにお願いした。職員の感染も相次ぐ中、提供するサービスや人繰りを調整した。介護は密着が避けられず、感染リスクをゼロにするのは難しい。自宅には戻らず、ホテルに寝泊まりする日が続いた。

入所者の1人は体力が衰え、徐々に食事が取れなくなり息を引き取った。呼吸が荒くなっても感染のため満足に寄り添えず、亡くなった後に体を拭くこともできなかった。「これがコロナの怖さなのかと精神的なショックは大きかった」

この3年、「自分達が感染を持ち込んではいけない」と神経をとがらせてきた。買物は混雑する時間帯を避け、飲み会や旅行は行っていない。職場でも職員同士の接触を減らすため、出入り口や動線を分けている。休憩室を同時に利用できるのは2人迄。昼食は今も自分の車の中で済ませる職員が多い。

政府は5月8日、新型コロナの感染症法上の位置付けを「5類」へ引き下げる。「命を預かっている以上警戒は緩められない」。介護現場と社会とのコロナに対する危機意識の差は広がるのではないかとと不安がある。「施設はあくまで生活の場。できることは限られている」。重症化リスクの高い人を確実に医療へつなぐ仕組みがほしいと望む。

県内の高齢者施設は、流行の波が来るたびに集団感染が頻発し、死者急増につながった。オミクロン株が主流になった昨年以降は医療逼迫で施設内での療養が基本となり、今年2月末までに141人が福祉施設で療養中になくなった。多くの施設は今も窓越しなどに面会を制限している。

「高齢者の重症化リスクはもちろん高い。でも家族と自由に会えないことを「コロナ下だから仕方ない」で終わらせていいのか」。ある施設では感染を防ぐ苦渋の措置とはいえ、ずっと葛藤を抱えてきたという。

昨年」集団感染も経験し、対応できるノウハウはある」と県内の2施設と同時に面会制限を緩和した。3人までなら入所者の個室で自由に会うことができ、外出や外泊も再開した。入所者40人の平均年齢は約90歳。感染を恐れ、不安視する家族には面会の意義を丁寧に説いた。

施設内で大規模な感染が起きない限り、再び制限をかけるつもりはない。会いにきた家族の顔を見ると目にぱっと光がともる入所者もいる。「心許せる人と触れ合える時間は人生に欠かせないもの。その人の生きる力となる」と改めて感じている。

 

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